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九州電力株式会社(福岡県福岡市中央区渡辺通二丁目1番82号)は、原発立地県を選挙区とする国会議員に、陣中見舞い餞別などの名目で現金を提供していたことを認めました。

九州電力株式会社に拠ると、1990年代から2009年(平成21年)の政権交代までの間、自由民主党の国会議員に、1回に付き10万円から100万円の現金を提供していたとのことです。
なお、現金を受け取った国会議員側は、『政治資金収支報告書には記載していなかった。』と話しています。

衆議院議員事務所の元男性幹部に拠ると、数年前までは、毎年九州電力株式会社から、懇親会と称して県内の宿泊施設などに招かれ、本店や支店の幹部らから激励金の名目で現金100万円を受け取っていたとのことです。
また、2009年(平成21年)の衆議院総選挙時には、九州電力株式会社の支店幹部が、選挙事務所に陣中見舞いとして現金30万円を持参しており、陣中見舞いの現金提供は、それ以前の選挙でも複数回あり、相場は20万円から30万円だったとのことです。

更には、別の元国会議員は、現職時代に、出張時に、地元支店は東京支社の幹部らから、議員会館(東京都千代田区永田町)や地元事務所で、餞別として1回に付き現金10万円を数回受け取っていたと証言しました。

いずれの場合も、九州電力株式会社側は領収書を受け取らず、国会議員側も政治資金収支報告書には記載しなかったと言うことです。

しかし、九州電力株式会社社長室報道グループでは、『これまでに政治家に対して寄付金を含め現金を提供したことはない。』と説明しています。

※1994年(平成6年)の政治資金規正法改正では、企業から政治家個人への献金は禁止され、献金先は、

 に限られている。
2011年09月18日(Sun)


東京電力株式会社(東京都千代田区内幸町一丁目1番3号)は、東京電力福島第一原子力発電所2号機で、核分裂時に生じる放射性キセノン(Xe)が再測定の結果でも、ほぼ同じ濃度の放射性キセノン(Xe)を検出したと発表しました。

東京電力株式会社に拠ると、放射性キセノン(Xe)が検出されたのは、11月1日に東京電力福島第一原子力発電所の格納容器から採取したガスで、11月1日の測定では放射性キセノン(Xe133、半減期約5日)、放射性キセノン(Xe135、半減期約9時間)共に、濃度は1m3当たり、約10万分の一ベクレルだったとのことです。

2011年11月02日(Web)

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