681系特急電車は、1992年(平成4年)7月に登場した西日本旅客鉄道(JR西日本)の特急電車である。485系特急電車の老朽化に伴い、車両入れ替えのために西日本旅客鉄道(JR西日本)が開発した。
　このため、電気方式は、直流1,500Vと交流20,000V(60Hz)となっており、糸魚川駅と梶屋敷駅間にあるデッドセクションで直流電源と交流電源の切り替えが走行しながら行われる。
　681系特急電車は、北陸本線においては『サンダーバード』として、北越急行ほくほく線においては『はくたか』として運用されている。
　681系特急電車の仕様は、21,410(21,110)mm(全長)、3,550mm(全高)、2,920mm(全幅)、35.5t(クロ681自重量(金沢側))/34.5t(クハ681自重量(越後湯沢側))、モーター出力は220kWとなっており、最高速度は200km/hとなっている。
　なお、北越急行ほくほく線内においては、国内最高営業速度160�q/hを誇っている。
　681系特急電車には、北陸本線と北越急行ほくほく線において相互乗り入れ運行されており、西日本旅客鉄道(JR西日本)所有の車両と北越急行所有の車両がある。
　なお、北越急行所有の車両には、車両に赤いラインと『Snow Rabbit Express』のロゴが入っている。

　485系NO･DO･KAは、JRグループがイベント用或いは団体専用臨時列車として運行している電車である。
　485系NO･DO･KAは、他のジョイフルトレインがお座敷列車など和風に改装されていることが多い中で、カーペット列車として洋風に改装されている。

　北越急行HK100形電車は、北越急行株式会社が『ほくほく線』の開業に合わせて運行を開始したワンマンカー型電車である。開発・製造は、(株)新潟鉄工所が行った。
　北越急行HK100形電車は、『ほくほく線』内を最高速度160�q/hで運行している『はくたか』の高速運行を阻害しないように、普通電車としては異例の高加減速性能(3.0�q/h/s)を有している。
　北越急行HK100形電車の仕様は、20,000�o(全長)、電気方式は直流1,500V、VVVFインバータ制御、モーター出力は95kWとなっており、最高速度は110km/hとなっている。
　また、この電車はトンネル区間内では、プロジェクターとブラックライトによる列車天井部への動画の映像サービスが行われている。

　キハ110気道車は、1990年(平成2年)3月10日に登場した東日本旅客鉄道(JR東日本)の気道車(ディーゼル車)である。
　キハ110気道車の『キハ』とは、鉄道車両の車両記号で、『キ』は気道車を、『ハ』は普通車を表している。
　キハ110気道車は、富士重工業(株)又は新潟トランシス(株)が製造している。
　キハ110気道車の仕様は、20,500mm(全長)、3,995mm(全高)、2,928mm(全幅)、エンジンはカミンズ製NTA-855-R4(420ps/2,000rpm)、トルクコンバーターは変速1段・直結2段式となっており、営業速度は60km/h以上、最高速度は100km/hとなっている。

　キハE120気道車は、2008年(平成20年)11月1日に登場した東日本旅客鉄道(JR東日本)の気道車(ディーゼル車)である。
　キハE120気道車は、新潟トランシス(株)が製造している。
　なお、キハE120気道車は、キハ110気道車と併結して運用されることもある。
　キハE120気道車の仕様は、19,500mm(全長)、3,620mm(全高)、2,920mm(全幅)、エンジンはコマツ製SA6D140HE-2(450ps/2,000rpm)、トルクコンバーターは変速1段・直結4段式となっており、最高速度は100km/hとなっている。

　583系寝台電車は、日本国有鉄道が設計・製造した直流/交流(50Hz/60Hz)対応の寝台電車である。
　583系寝台電車は、直流電化区間では1,500Vに、交流電化区間では20,000Vに対応しているため、JR各社の在来線の乗り入れが可能となっている。
　583系寝台電車は、寝台列車は静粛性が求められることから機関車牽引の客車による動力集中方式が多い中で、動力分散方式の電車方式となっている。
　583系寝台電車の仕様は、20,500mm(全長)、3,945mm(全高)、2,900mm(全幅)、44.8t(クハネ583自重量)、モーター出力は120kW(直流直巻)となっており、最高営業速度は120km/hとなっている。